ドローンは何種類くらいある?用途や値段・活躍する場所を紹介
ドローンにはさまざまな種類があり、趣味で使うドローンと企業が業務効率化のために使うドローンは、機能や値段が大きく異なります。そこで、この記事ではドローンの種類について詳しく紹介します。値段やドローンが活躍する状況についても解説するので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
この記事を読むための時間:3分
ドローンとは
ドローンとは、無人航空機のことです。カメラを搭載できたり農薬を散布させたりする機能が備わっているドローンが多いため、作業の効率化目的で利用されることが多いです。10㎝・200g程度の小型のものから、50cm・30㎏程度の大型のものまであります。
ドローンの種類と用途
次に、ドローンにはどのような種類があるのか、どのような用途があるのか解説します。
- トイドローン
- 空撮用ドローン
- 軍事用ドローン
- 産業用ドローン
- 水中ドローン
- 競技用ドローン
トイドローン
トイドローンは、遊び感覚で使える小型のドローンです。200g以下のドローンは無人航空機に当てはまらず、航空法の規制対象になりません。通常のドローンより価格が安く扱いやすいため、子供にも人気です。
空撮用ドローン
空撮用ドローンは、カメラが搭載された撮影に適しているドローンです。写真や動画撮影向けなので、映画やミュージックビデオなどの撮影にも使われます。
軍事用ドローン
人の命を危険にさらさずに相手へ攻撃できるのが、軍事用ドローンです。広範囲を撮影できたり、重さのある危険物などを運んだりできるのが特徴です。近年、軍事目的で超小型ドローンや生き物の形をしたドローンの開発も進んでいます。
産業用ドローン
農業・土木・建設業などで活躍するのが産業用ドローンです。農薬の散布を行ったり測量を行ったりできます。また、人が立ち入るのに危険な場所での点検作業にも役立つのが特徴です。
水中ドローン
水中での作業や撮影ができるのが、水中ドローンです。飛行するドローンとは異なり、プロペラは付いていません。操縦者が陸から遠隔操作すれば、リアルタイムで水中の様子を確認できます。
競技用ドローン
ドローンを使ったレースやスポーツで活躍するのが、競技用ドローンです。他のドローンよりカスタマイズされているものが多く、100km以上の速度が出るドローンもあります。ドローンサッカーやドローンレースなど、競技に合わせて機体を調整できるのが特徴です。
ドローンの値段!いくらで買える?
ドローンの値段は種類によって異なります。トイドローンのような小型のドローンは数千円~1万円程度の値段ですが、機能が優れている軍事用・産業用などは数万円~数十万円します。求める機能が増えると、その分値段も上がるでしょう。
ドローンが活躍する状況・場所
最後に、ドローンはどのような場所で活躍するのか紹介します。
- 災害現場での救済活動
- 動植物の生態調査
- セキュリティ強化
- 農作業や高所での作業
災害現場での救済活動
地震や火事などの災害現場での救済活動に、ドローンが役立ちます。災害で倒壊した建物の中に救助者がいないか確認する際、ドローンなら空中から撮影が可能です。そのため、すぐに救助者を発見できる場合があります。
動植物の生態調査
動植物の調査にも、ドローンが活躍します。海底や森の中など、人が足を踏み入れるのは危険な場所にも、さまざまな動植物が存在しています。人が簡単に行けない場所にドローンを飛ばせば、未知の動植物や生体に関する新しい情報を発見できるかもしれません。
セキュリティ強化
監視や点検など、セキュリティ強化にもドローンが役立ちます。監視カメラでは撮影できない部分も、広範囲を自由に飛べるドローンなら撮影できるため、不審点を見逃しません。
農作業や高所での作業
体力が必要な農作業や、危険と隣り合わせな高所での作業にもドローンが活躍します。広い敷地への農薬や水の散布や、地上数百メートル以上の場所での作業をドローン1台で行えます。
ドローンは種類がたくさんある!用途に合わせて選ぼう
ドローンは、産業用や軍事用、競技用などのさまざまな種類があります。値段も数万円~数百万円の差があるため、用途や機能を明確にし、ドローンを選ぶのがおすすめです。