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ドローンに免許は必要?資格を持つメリットや国家資格について解説

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免許の必要ないドローン

 

ドローン初心者の中には、操縦のために免許が必要かどうか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、ドローンの免許が必要かどうかや、ドローンに関する資格を取得するメリットをご紹介します。2022年に登場した、ドローン初の国家資格についても触れているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

この記事を読むための時間:3分

ドローン操縦の際に免許は必要?

ドローンを操縦するだけであれば、特別な免許や資格は必要ありません。しかし機体の種類や利用シーンによっては、特定の免許や資格が必要になるケースもあります。ここからはドローンに必要な免許を、シーン別に見ていきましょう。

個人利用で空撮を行う場合

個人利用の空撮目的の場合、免許は必要ありません。ただし、飛行できる範囲は定められているため、国土交通省から許可を受けて、証明書を必ず携帯しましょう。人口集中地区での飛行や目視外飛行は禁じられているため、エリアについては必ず下調べをしておいてください。

ドローンで測量を行う場合

ドローンで測量をすると、作業が効率化できたり、難易度の高い場所の測量が簡単にできたりなどのメリットがあります。ドローンで測量を行う場合、業務用の大きな機体を飛ばすことがほとんどで、使用するドローンの種類によっては「第3級陸上特殊無線技士」の資格が必要です。

 

スキル・知識面においては、ドローンの操作のみができれば良いというわけではなく、建築土木関連の知識や、画像編集加工、撮影技術も必要になります。

ドローンで農薬散布を行う場合

広い範囲への農薬散布にドローンを使用すると、作業の効率化が図れます。事業の一環としてドローンで農薬散布をする場合「産業用マルチローター技能認定」に合格して、オペレーターにならなければなりません。これは農林水産省が定めている指針にて、認定されたオペレーターのみが事業において農薬散布ドローンを操縦できるためです。

ドローン操縦免許・資格を取得するメリット

ここからは、ドローン操縦免許や資格を取得するメリットを解説します。

ドローン飛行の申請が通りやすい

ドローンに関する資格を持っていると、飛行申請が通りやすくなるというメリットがあります。通常、10種類の書類を国土交通省へ提出する義務がありますが、資格があるとそのうちいくつかの書類提出が免除されます。

操縦スキルの証明になる

ドローンの資格を持っていることは、高い飛行スキルと幅広い知識の証明となるため、あらゆる場面で有利に働きます。具体的には、飛ばせる場所の範囲が広く認められたり、空撮業務に関する仕事が獲得しやすくなったりするなど、メリットはさまざまです。ドローン市場は、今後ますます伸び続けると予想されているため、資格を取得しておいて損はないでしょう。

2022年にドローン国家資格が誕生

2022年に、ドローンに関する初めての国家資格が誕生しました。ライセンス化される免許には「一等無人航空機操縦士」と、「二等無人航空機操縦士」の2種類があり、どちらも高い飛行技術力の証明になります。そのため、現在無資格の方はもちろん、民間資格をすでに持っている方にもおすすめです。

 

ドローンの飛行レベルは、1から4までの4段階に分けられています。国家資格である「一等無人航空機操縦士」の資格を持っていれば、最高レベルであるレベル4飛行が許可されるため、有人地帯における目視外飛行ができるようになります。今後ドローンを使ったビジネスを考えている方は、取得しておくと有利になるかもしれません。

まとめ

ドローンを操縦すること自体に免許は必要ありませんが、機体の種類や使用するシーンによって、資格が必要な場合があります。免許や資格を取得しておけば、さまざまなメリットがあります。資格にもたくさんの種類があるため、自分の使用する機体や目的に応じて、資格取得を目指してみてくださいね。

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