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ドローンを使った仕事にはどんな種類がある?必要な資格や準備も解説

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農薬散布の仕事をするドローン

 

ドローンが様々な分野で活用されるようになった今、ドローンを使った仕事をしたいと考える人も増えています。しかし、ドローンを使った仕事にはどのような種類があるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、ドローンを活用した仕事の種類や必要な資格などについてご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

ドローンを活用した仕事にはどんなものがある?

ドローンは幅広い分野で導入が進んでいます。代表的な例をいくつかみていきましょう。

空撮

ドローンを使った仕事でまず思い浮かぶのが、空撮ではないでしょうか。以前はテレビやCM、ミュージックビデオなどで使われることが多かった印象ですが、最近では会社のHPやPR動画などでもよく見られるようになり、広く普及したことがわかります。

 

ドローンの特性を活かした迫力のある映像を撮影するためには、ドローンの操縦技術だけでなく、クライアントの要望どおりに仕上げる技術やセンス、編集能力なども必要です。そのため、カメラマンとして活動していた人がドローンの技術を身に着けるというケースも多いです。

農薬散布

ドローンは就業者の高齢化が進む農業分野でも活躍しています。農薬を入れたタンクを搭載した農業用ドローンを用いた農薬散布は、効率的かつ安全に農薬を散布する方法として多くの圃場で取り入れられています。農薬散布の他にも、カメラを搭載したドローンで撮影した画像を分析することにより、生育状況などを可視化する圃場センシングという活用方法もあります。

測量

建築や土木の現場では、ドローン測量の導入が進んでいます。ドローン測量は、センサーやカメラを搭載したドローンを使って地形を測る技術です。従来の方法よりも短時間で効率的に測量できるだけでなく、ドローンによる撮影で得られた点群データを使って3Dモデルを簡単に作成できるなど、解析のしやすさもメリットの一つです。

インフラ・設備点検

ドローンによるインフラや設備の点検も、ドローンを活用した仕事の代表例。人が点検するのが困難な高所や危険が伴う場所でも、ドローンであれば容易に点検することができるメリットがあります。特に、老朽化が進み早急な対応が必要なインフラ点検においては、人材不足の解消という点でも大きな期待が寄せられています

物流

離島や山間部への物資輸送の手段として期待されているのが、ドローン物流です。2022年12月に有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)が解禁されました。そのため、本格的な社会実装に向けて大きく発展することが予想される分野です。

警備・セキュリティ

警備・セキュリティ分野では、自動操縦でドローンを巡回させる技術を使うことで人手不足の解消が見込まれています。しかし、警備用ドローンにはプログラミングされたコースを巡回させるため、ドローンの操縦をしたいという人には向かないかもしれません。

スクール講師

ドローンの普及に伴いドローンスクールも急増しているため、講師の需要も高まっています。中にはドローンパイロットとして活躍しながら実践的なノウハウを教えている講師も存在します。また、スクール講師には、技術や知識だけでなくコミュニケーション能力の高さも求められます

ドローンの仕事をするなら資格取得を検討しよう

ドローンの仕事をするのに資格の取得は必須ではありません。ただ、どの職業に就くにせよ、ドローンを仕事にするのであれば認定資格は取得しておいた方がいいでしょう。理由としては、認定資格が必要な技術を習得していることの証明になること、専門的な資格を取得するための前提条件となることなどが挙げられます。

 

日本では、2022年12月からドローンのライセンス制度(国家資格制度)が開始されました。民間の認定資格でも問題はありませんが、これから取得するのであれば国家資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

ドローンの知識だけでなく仕事の種類に応じた準備を

ドローンを活用した仕事に就くためには、ドローンに関する知識や技術だけでは不十分です。例えばドローンを使った農薬散布をするのであれば農業全般や農薬の知識が必要になりますし、ドローン測量をするのであれば測量や特殊無線技士の資格が必要になるケースもあります。まずはどの分野で働きたいのかを明確にしてから、計画的に準備を進めることが大切です。

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